観覧車の歴史×夏のゴンドラ 空高く舞い上がる恋の物語
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剥き出しバナナ
色んな観覧車が並んでいるね。
どれにしようか、迷うな~。
あまり人が並んでいない『みらいタイプA』に乗る?
じゃがりん
……
剥き出しバナナ
『みらいタイプB』のほうにする?
それとも『タイプC』がいい?
じゃがりん
私、剥き出し君とは一緒に乗れない。
剥き出しバナナ
え……。あ、そういうことか。
どうして気づかなかったんだろう。
た、たいぷDのほうが良かったよね?
じゃがりん
ここから先は、……未来は私一人で乗るから。
ごめんね。
剥き出しバナナ
いや、いいんだ。
なんとなくわかってたから……
テーマパークスタッフ
すみませーん。
お客様は二名様ですか?
剥き出しバナナ
いえ……、
俺たちは、もう他人です

こんにちは、こんばんは。オモチノです。

皆の衆は観覧車に乗ったことがありますか。あの狭い空間でどのようなドラマを体験したのでしょう。二人でゴンドラに乗り込んだ場合、隣同士で座るか向かい合って座るのか意見が分かれますよね。

観覧車は、風に揺れながら高所からの景色を楽しむことができる、どこかロマンチックな乗り物として、多くの人々に愛されています。しかし、その歴史についてはあまり知られていないかもしれません。

この記事では、観覧車の起源から現代に至るまでの進化を辿りながら、その魅力に迫ってみたいと思います。

観覧車の起源と発展

初期の観覧車

観覧車の原型は17世紀に遡り、オスマン帝国領のブルガリアで生まれました。

当時は、木製の大きな輪にブランコを吊るし、人力で回転させるという遊具が使われていました。この手動の観覧車は、その後18世紀にはロシアのモスクワでも見られるようになりました。

フェリス・ホイールの誕生

現在のような機械式観覧車が初めて登場したのは、1893年にアメリカのシカゴで開催されたシカゴ万国博覧会です。ジョージ・ワシントン・ゲイル・フェリス・ジュニアが設計したこの観覧車は、高さ約80メートル、直径約75メートルという巨大なもので、36台のゴンドラが設置されていました。

この「フェリス・ホイール」と呼ばれる観覧車は、その後、観覧車の代名詞として知られるようになりました。

日本における観覧車の歴史

初期の導入

日本で最初の観覧車は、1906年に大阪の天王寺公園で開催された博覧会に設置されました。

この観覧車は、蒸気の力で動き、高さ約18メートル、直径約15メートルの大きさで、14台のゴンドラが付いていました。その後、1907年には東京の上野で開催された博覧会にも移設され、さらに多くの人々に楽しまれました。

現存する最古の観覧車

日本で現存する最古の観覧車は、1950年に北海道の大沼公園に設置され、後に函館公園内の遊園地に移設されたものです。

この観覧車は高さ約10メートル、直径約8メートルで、8台のゴンドラが設置されており、今でも多くの人々に親しまれています。

高度成長期とバブル期のブーム

日本では高度成長期に、多くのデパートの屋上に観覧車が設置されるようになりました。ピーク時には、全国に約200基の観覧車が存在しました。

1990年代には、巨大観覧車ブームが起こり、各地で世界最大を競い合う観覧車が次々と建設されました。

現代の観覧車

現代においても観覧車は、多くの人々に愛され続けています。しかし、施設の閉業や老朽化により、その数は減少傾向にあります。

それでも観覧車は、遊園地やテーマパークのランドマークとして、その存在感を失うことなく、今なお多くの人々を魅了し続けています。

日本で最も高い観覧車はどこにあるの?

日本で最も高い観覧車は、大阪府吹田市に位置する「OSAKA WHEEL」(オオサカホイール)です。この観覧車は、エンターテインメント施設「EXPOCITY」の一角にあり、全高123メートルを誇ります。

OSAKA WHEELは、観覧車としては日本一の高さを誇り、関西のランドマークとして多くの人々に親しまれています。

この観覧車の魅力は、その高さだけではありません。

全72基のゴンドラは冷暖房完備で、一年中快適な空間を提供します。さらに、床面がシースルーになっているゴンドラは、空中に浮かんでいるようなスリリングな体験を楽しむことができます。ゴンドラからの眺望は絶景で、大阪の街並みや遠くの山々、そして晴れた日には明石海峡大橋まで見渡すことができます。

OSAKA WHEELは、デートや家族連れ、観光客にも人気のスポットです。夜には観覧車が美しくライトアップされ、その姿はまるで空に浮かぶ光の輪のようです。特別な日の思い出作りにもぴったりの場所であり、EXPOCITY全体を見渡せるこの観覧車は、まさに大阪を象徴する存在となっています。

また、OSAKA WHEELでは、VIPゴンドラも用意されています。このゴンドラは特別なデザインが施されており、プライベートな空間で贅沢な時間を過ごすことができます。例えば、記念日やプロポーズなど、特別なシーンにぴったりです。

スリルと景観を楽しめるだけでなく、施設内にはレストランやショッピングモールも充実しており、一日中楽しめるスポットです。訪れる際には、是非その絶景と特別な体験を堪能してみてください。

OSAKA WHEEL 料金表

ゴンドラ種類大人
(中学生以上)
子供
(3歳~小学生)
備考
一般ゴンドラ1,000円500円冷暖房完備、シースルー床
VIPゴンドラ8,000円-プライベート空間、特別デザイン
ペアシートゴンドラ5,000円-2名様限定のゴンドラ
バリアフリーゴンドラ1,000円500円車椅子対応

OSAKA WHEEL 特別プラン

プラン名料金説明
カップルプラン10,000円(ペア料金)プライベートな空間で二人だけの特別な時間を過ごせるペアシートゴンドラの利用に加え、シャンパンとスイーツがセットになったプランです。記念日やプロポーズなど、大切な瞬間を演出するのに最適です。
ファミリープラン12,000円(4名まで)家族で楽しめるバリアフリーゴンドラを利用し、ゴンドラ内で楽しめる軽食やドリンクがセットになっています。お子様が喜ぶお土産付きで、家族での思い出作りにぴったりです。
ナイトビュー限定プラン15,000円(ペア料金)夜景を楽しむための特別なプランです。VIPゴンドラに乗りながら、大阪の美しい夜景を堪能できます。ライトアップされた観覧車と共に、大人の時間を過ごせる贅沢なプランです。
イベントコラボプラン価格はイベントにより異なる特定のイベントや季節ごとに提供される限定プランです。コラボレーションにより、観覧車内が特別な装飾や音楽で彩られ、イベントにちなんだグッズがもらえることもあります。

特別プランの概要

OSAKA WHEELでは、訪問者に特別な体験を提供するために、いくつかの特別プランを用意しています。以下に主要な特別プランを紹介します。

VIPゴンドラ

内容:VIPゴンドラは、ゆったりとしたソファーや床面のLEDライトが備わっており、特別な内装が施されています。スパークリングワインやシャンパンが含まれたプランもあり、特別な時間を過ごすのに最適です。

定員:4名

特徴:豪華な内装、冷暖房完備、シースルーの床面

観覧車ウエディング

内容:地上123メートルでの結婚式を提供するプランです。VIPゴンドラを使用し、司式者、バイオリンやフルートの奏者、スナップ写真撮影、衣装、フラワーシャワーなどが含まれています。

料金:280,000円(消費税・サービス料込)

季節限定イベントゴンドラ

内容:季節ごとに異なるテーマで特別仕様のゴンドラを提供しています。例えば、夏にはランタンをあしらったゴンドラや、ハロウィン、クリスマスなどのテーマに合わせた装飾が施されます。

ドラマチック謎解き観覧車

内容:ゴンドラ内で謎解きゲームを楽しむことができます。専用のタブレットを使用して、18分間の乗車中に謎を解いていく体験型イベントです。

料金:観覧車乗車料金1,000円+企画参加料金500円

カラオケゴンドラ

内容:1基限定でカラオケが楽しめるゴンドラがあります。好きなBGMを流しながら、全面シースルーのゴンドラで特別な時間を過ごせます。

プロポーズプラン

内容:特別な演出を提供し、大切な人へのプロポーズをサポートするプランです。夜景とイルミネーションがロマンチックな雰囲気を演出します。

OSAKA WHEEL 営業時間

営業日営業時間備考
平日11:00~21:00最終搭乗受付は20:45
土日祝日10:00~22:00最終搭乗受付は21:45
特別営業日
(例: 年末年始)
特別営業時間設定あり公式サイトをご確認ください

※これらの情報は、公式サイトや現地の案内に基づいて確認することをお勧めします。

まとめ

観覧車の歴史は、技術の進歩とともに変遷を遂げてきました。その起源から現代に至るまで、観覧車は多くの人々に楽しみを提供し、特別な時間を過ごす場を提供してきました。

これからも観覧車は、私たちの生活の中で大切な存在として、さまざまな思い出を刻んでいくことでしょう。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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