「先延ばし癖」を克服!問題を先送りにしないための7つの方法
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こんにちは、こんばんは。オモチノです。

問題を先送りにする、いわゆる「先延ばし癖」のある人について考えたことはありますか?

先延ばし癖は一見些細な習慣のように思えるかもしれませんが、実際には多くのデメリットを抱えており、長期的には大きな影響を及ぼします。

本記事では、先延ばし癖のある人の特徴、心理的メカニズム、デメリット、そして改善方法について徹底的に分析します。

ということで本題は先延ばしにして、私が毎朝愛でているコレクションについて語りま……冗談です。

先延ばし癖のある人の特徴

楽観的すぎる
将来の自分への影響をあまり深く考えず、「なんとかなる」と楽観的に考える傾向があります。楽観主義は時には有益ですが、過度になると現実的な対策を怠る原因となります。

楽観的でいることも時には大切です。ですが、問題から目を逸らして逃げるのは良くありませんね。

「今」答えを出すべきでないなら、「いつまで」に答えを出すのか、と悩む期限を自分で決めることが重要です。

期限を決めたら厳守する。ただそれだけで決断力に加えて責任感も養えるはずです。

めんどくさがり
ストレスを感じるタスクや精神的負担の大きい作業を避けたいという気持ちから、先延ばしをしてしまいます。これにより、一時的な安堵感を得る一方で、問題が積み重なる結果を招きます。

めんどくさい、という気持ちは非常によくわかります。何もやりたくない時はありますよね。

その日の午前中には、寝る前にあれをしよう、これをしようと計画を立ててみても、一日の終わりに差しかかる頃にはどうでしょう。すっかり気分が変わってしまう。なんてことはありませんか。

そんな時、私の場合は何もしない日とするか、思い切って別の作業に手をつけます。

短時間で完了する小さなタスクから片付けるのがポイントです。そのまま集中力が続けば本来の作業に着手してもいいでしょう。

完璧主義
こだわりが強く、各ステップに時間をかけすぎるため、結果として本題に取り組めず先延ばしになってしまいます。完璧を求めすぎると、何事も始められず、進捗が妨げられることが多いです。

さらに、先延ばし癖のある人は、自分の判断や行動が将来の自分にどのような影響を及ぼすかを理解する能力が弱い傾向にあります。

自分の行動が未来にどのような結果をもたらすかを予測することは、重要なスキルです。

先延ばし癖の心理的メカニズム

時間的不整合性
将来得られる可能性のある報酬よりも、目先の満足感を優先してしまう傾向があります。長期的な利益よりも短期的な快楽を追求することで、先延ばしが生じます。

衝動性との関連
衝動的な性質が強い人は、「恐れ」を感じると思考が停止し、その不安から逃避するために先延ばしをしてしまいます。衝動的な行動は、長期的な目標達成には不向きです。

防衛機制
ストレスから自身を守ろうとする心理的な防衛機制が働いています。これにより、難しい課題から無意識に逃避する傾向が生じます。

先延ばし癖のデメリット

アウトプットの質の低下
締め切り間際に作業を始めると、十分な時間が取れず、成果物の質が低下します。急いで作業を進めることで、ミスや見落としが発生しやすくなります。

信頼と成長機会の喪失
締め切りを守れないことで周囲からの信頼を失い、良い仕事を任せてもらえなくなる可能性があります。信頼を失うと、キャリアの進展にも影響が出ます。

心理的負担の増大
タスクが溜まることで不安が増大し、心身の健康状態に悪影響を及ぼします。持続的なストレスは、精神的な疲労を引き起こします。

金銭的・健康的損失
極端な場合、留年や生活習慣病などにつながり、長期的に大きな損失を被る可能性があります。健康を害することで、生活全般に悪影響が及びます。

先延ばし癖の改善方法

1.なりたい自分を明確にイメージする
具体的な目標設定が前向きなエネルギーを喚起します。明確な目標を持つことで、行動に対するモチベーションが高まります。

2.小さな成功体験を作る
まずは1つ、「先延ばし克服体験」を作ることで自信を得られます。小さな成功の積み重ねが、大きな成果につながります。

3.タスクを小分けにする
大きな仕事を小さなステップに分けることで、着手しやすくなります。タスクを細分化することで、取り組むハードルが下がります。

4.とにかく始めてみる
「作業興奮」という現象を利用し、10分だけでも作業を始めてみましょう。作業を始めると、次第に集中力が高まり、継続しやすくなります。

5.他人の目を利用する
周囲に宣言することで、自身にプレッシャーをかけます。他人に対する約束は、自分を律する助けになります。

6.優先順位を明確にする
重要なタスクを把握し、積極的に管理することで先延ばしを防ぎます。優先順位を明確にすることで、効率的にタスクをこなすことができます。

7.自己認識を高める
なぜ先延ばしにするのか、自身の行動パターンを理解することが重要です。自分の行動を客観的に見つめ直すことで、改善の手がかりが得られます。

先延ばし癖のある人の長所

先延ばし癖のある人は、一見ネガティブな特性に思えますが、実は独特の能力を持っていることがわかっています。以下に、そのような人々が持つ主な能力をまとめます。

突破力

先延ばし癖のある人は、土壇場で集中力を発揮し、猛烈な勢いで追い上げる「突破力」に優れていることがあります。締め切り直前に驚異的な生産性を発揮することができるのです。

エネルギー管理能力
先延ばしは、取り組む期間を最短にしてエネルギーを温存し、「ここ一番」のときにフルパワーで挑むための戦略的な行動とも言えます。これは一種のエネルギー管理能力と捉えることができます。

ストレス回避能力
先延ばし癖のある人は、短期的なストレスから逃れる能力を持っています。これは一時的に心理的負担を軽減する能力と言えるでしょう。

集中力のタイミング選択能力
先延ばしをする人は、自分の集中力を発揮するタイミングを選ぶ能力があります。これにより、最も効果的なタイミングで仕事に取り組むことができます。

創造性の発揮
先延ばしによって生まれる時間的プレッシャーが、創造性を刺激することがあります。締め切りが迫ることで、独創的なアイデアが生まれることもあるのです。

優先順位付けの能力
先延ばしをする過程で、何が本当に重要で緊急なタスクなのかを見極める能力が磨かれることがあります。これは一種の優先順位付けのスキルと言えるでしょう。

まとめ

自分の都合の悪いことをかき消し、時間の流れに任せる態度は、一時的な安堵感を得るためには有効かもしれませんが、長期的には信頼性や人間関係を損ねる原因となります。

誠実に問題に向き合い、責任を持って行動することが、自分自身の成長にも繋がり、良好な人間関係を築くための鍵となります。

対人関係であれば誠実な人なのかどうか、その判断材料のひとつになるほど大事だと思いましたので今回記事にいたしました。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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